ウ キ ク サ サトイモ科 ウキクサ属
アオウキクサ サトイモ科 アオウキクサ属
ミジンコウキクサ
水が入った田んぼにはやがて浮草が浮くようになりますが,瀬戸町の種子植物のウキクサには3種類あります。オオアカウキクサはシダ植物ですので別のページに載せています。 葉の長さ5〜10cm,幅4〜8mm と大きめのウキクサと葉が3〜5mmほどしかない小さめのアオウキクサ,さらに小さく1mmに満たないミジンコウキクサです。 3種は大きさだけでなく,根の数も違います。ウキクサでは1枚の葉から多数の根が出ていますが,アオウキクサには1本の根しかありません。またミジンコウキクサには根がありません。 ウキクサは花はめったにつけず,秋に越冬芽を作り水底に沈んで冬を越し,春になると浮き上がって発芽します。 アオウキクサは8〜10月に花をつけ,種子で越冬します。種子を作るということは花を咲かせるわけですが,とても小さいと思います。まだ見ていません。 ミジンコウキクサはウキクサ同様,花があるにはあるそうですが,ほとんどつかずに越冬芽を作って冬越しします。 写真は上3枚2019/06/04高浦, 下1枚2019/12/13奥江 |
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