ハタケニラ
北アメリカ原産。明治年間の中頃に渡来して関東地方以西に帰化しているらしいのですが,瀬戸町ではこの度初めて確認しました(その後,高浦でも見つけました)。 地下に直径1cmほどの鱗茎をもつ多年草で,長さ30cmほどのニラのような葉を出します。ニラの名前がついていますが,葉にニラ臭さはありません。 春から夏にかけて長さ50cmほどの花茎を伸ばし,直径1.5cmほどの白色の花をつけます。花被片は6枚で淡紅色の脈が入ります。 地下の鱗茎はムラサキカタバミなどと同様にポロポロ分かれて地中に残りやすいようです。瀬戸町ではこれからはびこってやっかいな存在になるかもしれません。 写真はいずれも2021/05/29彦山中腹(グリーンライン沿い) |
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