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 オッタチカタバミ

北米原産の多年生草本で、道端によく生えています。

上記のカタバミによく似ていますが、地上茎はすべて地中を横走する根茎から生じて高さ10〜50cmまで達します。

花はカタバミとほぼ同じ色、同じ形。全体に白い毛が多いため、やや白っぽく見えます。
花期 初夏〜夏










写真上2008/04/27高浦
中・下2010/07/11元枝

  
 

カタバミの仲間 

 カタバミ

庭や道端に普通に見られる高さ10〜30cmの多年草。

茎はしばしば赤紫色を呈しています。そしてその茎は地を這って広がり、長い柄の先にハート形の3枚の小葉をつけます。小葉は長さ約1cm。

花は黄色で直径約8mm。花のあと花柄は下を向き、その先に円柱形の刮ハが上向きにつきます。

熟した刮ハは、触れるとはじけて多数の種子を飛ばします。

花期5〜7月

写真は上・中2008/11/2高浦、
下2010/7/19高浦 
 
 
 
ムラサキカタバミ
 
南アメリカ原産の多年草
観賞用に輸入されたものが野生化したものです。直径約1.5cmの薄紫色の花を咲かせますが、種はつけません。地中の鱗茎(小さい球根のようなものがあります)で増えます。

花期5〜7月






写真上2008/05/06、下2010/07/13
   いずれも高浦
   
  イモカタバミ 

ムラサキカタバミによく似ていますが、イモのような根茎で増えます。
花の色は濃く、花弁の基部に濃紅色のすじが目立ちます。また、数もムラサキカタバミより多いようです。

花期4〜10月









写真はいずれも2010/10/21枠田 
 
カタバミ科 カタバミ属
夕方や日差しが強い時には葉が閉じ、一方が欠けたように見えることから、「傍食」とよば
れたそうです。