耕作地や道ばたに生え,高さ30〜40cmになる一年草。今回は西グラウンドの上段で見つけました。カヤツリグサやコゴメガヤツリより幾分乾燥した所に生えるようです。 高さのわりに花序全体は結構大きく,大人の手のひらを広げたほどあります。一つ一つの花序は長い柄の先につき,それを拡大すると,扁平で尖がった針のような小穂が放射状に出ています。 1個の種子できるところを小花といいますが,本種ではその小花を包む鱗片の色が茶色になり,それが種名の元になっています。また本種では鱗片の先が,熟した後に外に反りかえるという特徴があります。 花期8〜10月 写真はいずれも2021/09/01西グラウンド |
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