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夏緑性の大型のシダ。 葉は叢生するように生え，栄養葉と胞子葉の２型があります。 栄養葉は長さ30〜80cm，幅15〜25cm。黄緑色で卵状披針形。羽片は無柄，長さ５〜20cm，幅1.5〜３cm。先端は尖ります。 胞子葉は栄養葉より先に出ますが，高さは栄養葉より低く，羽片は長さ２〜４cm，幅約1.5cmで全面を胞子嚢が覆います。胞子嚢は胞子が散ってしばらくは残りますが，夏に葉枯れてしまいます。 北海道から九州まで分布し，山地の湿原にしばしば群生します。 瀬戸町では彦山中腹の開けた水気のある場所に数株まとまって生えていました。 写真はいずれも2013/05/04 彦山 |
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