トキワシノブ
台湾や中国が原産の外来種です。園芸用に栽培されたものが逃げ出したものと思われます。 草丈は10〜30cmで太い根茎を伸ばして岩や樹幹に着生します。今回はアベマキの樹幹に着生していました。 在来のシノブが夏緑性なのに対して常緑性です。 シノブの葉が3〜4回羽状複葉なのに対して,本種は2〜3回羽状複葉なのでシノブほど葉が細かく裂けません。 本種の根茎には白い毛がびっしりとつきますが,シノブの根茎の毛は褐色から灰褐色です。 本種のソーラス(胞子嚢群)の蓋は貝殻のような形ですが,シノブではコップのような形になります。 写真は1〜3段目 2023/02/23奥江 4段目同日高浦(隣家で栽培されていたもの) |
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