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常緑で小型。
葉は,長さ12〜30cm,幅0.5〜1.5cmと大きさの変異は大きいのですが,形は細長い線形あるいは広線形の単葉です。乾燥すると縁が巻いたようになります。

胞子嚢群は大きく円形で,真ん中の葉脈に沿って2列に並んでおり,普通葉身の上半部に見られます。


北海道南部以南の日本全域に分布しており,木の幹や岩上などに普通に見られます。

瀬戸町でも市街地の大きい木の幹や写真のような石垣などでよく見ます。


写真はいずれも2013/02/02福井八幡神社
常緑で,ノキシノブより少し大きい感じです。
2018年に新種として記載されたそうです。ノキシノブと
ナガオノキシノブ(瀬戸町では未確認)という種の雑種が起源と考えられており,4倍体(通常の2倍の数の染色体をもつもの)だそうです。
根茎がやや長く這い,葉柄も少し長くて黒くなることが特徴です。

グリーンライン入口近くの道路法面で見つけました。これまで瀬戸町のノキシノブは一種類だと思いこんでいたため,よく見ていませんでした。探せば別の場所にも生えているかもしれません。

北海道〜九州に分布しています。

写真はいずれも2024/11/18志田原

ノキシノブ           

クロノキシノブ           

ウラボシ科
ウラボシ科