イワヘゴ
常緑性。 葉柄は25〜40cm,黒褐色から光沢のある黒色(まれに褐色)の鱗片をつけます。鱗片は披針形から狭披針形で先端が糸状に伸び,縁にまばらに毛状の突起があります。 葉身は単羽状で,羽片は浅く切れ込みます。羽片の数は20〜30対ほどで,最下羽片はやや下向きになります。また,羽片表面の葉脈は浅くくぼみます。 実は本種によく似たキヨスミオオクジャクという種があります。残念ながら私には明確に区別することができません。イワヘゴの方が広島県では多く,キヨスミオオクジャクは県東部での確認が無いので,ここではイワヘゴとしておきます。今後変更の可能性があります。 関東地方西部から四国・九州に分布し,広島県では主に西部で確認されています。 写真はいずれも2019/02/01彦山へ行くグリーンライン脇の林中 |