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ツチグリ                         

ツチグリ科
幼菌は半地中〜地中生で径2cmほど。表面は灰褐色または黒褐色の菌糸の束がまといついており,基部に黒色の短い根のような菌糸束がつきます。
外皮は3層からなり,革質層,厚いにかわ質層,白銀色の薄膜層の3層からなり,水を吸って膨張し,6〜10片の星形に裂開します。
内層には亀甲状のひび割れが入りますが,これは内皮から剥離する薄膜で,やがて消失します。
袋状の内皮は通常平滑で淡灰褐色。頂孔から粉状の胞子塊を出します。
夏〜秋林内の裸地に生えることが多いようです。今回は彦山の未舗装の車道脇に生えているのを見つけました。

写真はいずれも2022/10/10彦山