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シロオニタケ          

テングタケ科

全体が白色で大形。
傘は径9〜20cm。表面は微粉におおわれ,錐状の落ちやすいいぼが多数付着しています。

柄は長さ12〜22cm。下部が棍棒状に大きく膨らみ,表面に多数のいぼが輪状につきます。

つばは大形の綿質〜膜質で傘が開く際に破れ落ちて柄にはほとんど残りません。今回は,たまたま開きたてを見つけることができたので観察できました。

夏から秋にかけてシイ・カシ林,クヌギ・コナラ林などの地上に発生します。写真の個体は猪の子の中池のほとりの大きなアベマキの木の下に生えていました。

写真はいずれも2022/10/16猪之子
    
  
テングタケ科

傘は径15〜17cmでシロオニタケと同じくらいの大きさまでなるようですが,今回見つけたものはコシロオニタケとほぼ同じ大きさでした。形もコシロオニタケそっくりですが,真っ白ではなくクリーム色がかっていました。傘の裏を見てみると厚めのつばが残り,ここはシロオニタケに似ていました。

夏から秋にかけてコナラ林・コジイ林などに発生しますが,まれだということです。今回は彦山の雑木林のハリギリの木の下で見つけました。

写真はいずれも2023/09/09彦山
    
  

シロオニタケモドキ          


傘は径3.5〜7.5cm。
上のシロオニタケそっくりですが,やや小形です。その他シロオニタケと比較してみると,傘表面のイボがやや大き目で先端がしばしば灰〜褐色を帯びる,つばほとんど残らない,柄の表面にはいぼがなく,綿くず状〜粉状などが違います。

夏から秋にかけてシイ・コナラなどの木の下,がけ土に発生しますがあまり多くはないそうです。

写真はいずれも2020/08/22志田原
    
  
テングタケ科

コシロオニタケ