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 瀬戸町の菌類へ

頭部の径2〜6cm。
はじめは白色ですが,次第に亀甲状で黄褐色の条溝をつくりながら褐色になります。
殻皮は薄くて,乾くともろくなって,しだいに剥がれて内部が露出します。
内部は,若い時には白色の菌糸で囲まれた小粒で満たされていますが,胞子が熟すと上部から黒い汁を出し,小粒の隔壁が分解して水分を失ってチョコレート色となって空中に飛散します。写真の個体は
黒い汁を出す直前と思われます。

春〜秋に海岸や河原のマツ林地,時に雑木林内や庭園に散生します。今回は福井八幡の参道脇に生えているのを見つけました。鳥居横にマツが生えています。

写真はいずれも2024/11/05福井八幡神社
    
  

コツブタケ          

コツブタケ科