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 瀬戸町の菌類へ

カワラタケ                 

タコウキン科

傘は薄く,強靱な革質でふつう半円形です。幅1〜5cm,厚さ1〜2mmの傘が数十〜数百個,瓦状に重なり合って群生します。

表面はほとんど黒〜藍黒色一色,または灰・黄褐・暗褐・黒などの色を帯びる多彩な環紋を呈し,さらに短い毛で覆われています。

下面は,ほぼ真っ白ですが,古くなるとしだいにくすんできて黄褐色から灰褐色
に成っていきます。

広葉樹または針葉樹の枯れ木に群生して材を白腐れさせていきます。

全世界に分布し,世界でもっとも普通に発生する菌の一種と言えるようです。


写真はいずれも2020/05/06枠田