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カキシメジ    

キシメジ科

傘の径は3〜8cm。最初丸みのある円錐形〜まんじゅう形で,開いて中高平らとなり,ついには中央部がややくぼみます。表面は湿っているときは粘性があって平滑。色は帯赤褐色〜くり褐色で中央部は暗色です。
肉は白色ですが傷つくと部分によっては多少褐色に変わることがあります。
ひだは深く湾入して白色。古くなると赤褐色のしみを生じます。幅2〜9mmでやや密です。

柄は長さ2.5〜6cm,径6〜20mm。上下同大または中ほどが紡錘形にふくらみ,やや繊維状。色は傘より淡色で上部は白色で粉状です。内部は髄があるかまたは中空になっています。

秋にコナラクヌギなどの広葉樹林とマツとの混成林に単生または群生します。

毒性があります。誤食すると嘔吐・腹痛・下痢などを起こすことがあるそうなので要注意です(死ぬことはないようですが)。

北半球の温帯に分布しています。

写真はいずれも2022/10/16猪之子