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ホウロクタケ                 

タコウキン科

傘は半円形で幅5〜15cm,厚さ1〜2cm。

表面は新鮮なうちはコルク色ですが,やがて汚れて暗褐色または灰白色に色があせていきます。無毛で細かいしわと浅い環溝をもち,平たいいぼ状の小さいこぶをつけることが多いようです。

下面は濃〜淡コルク色で,管孔は深さ3〜10mm,口は円形です。今回は下面に多くの甲虫がいて,菌体をかじっており,ボロボロになりかけていました。

ナラやカシ類の倒木や切り株に発生するそうですが,今回もおそらくはコナラと思われる切り株についていました。

写真はいずれも2023/07/15枠田