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ヒメカバイロタケ
キシメジ科
傘は径0.8〜2cm,鐘形〜まんじゅう形でのちに中央部がくぼみます。
表面は帯黄褐色で湿っているときにはすじが見えます。
傘を裏側から見ると,ひだの間に横のすじがあり,網目のようになっているのが特徴です。
柄の上部は傘と同色ですが,下部は色が濃くなり赤褐色となります。
夏〜秋に針葉樹の倒木や切り株上に多数が群生します。今回生えていたのはアカマツの倒木だったのでしょう。
広く北半球一帯に分布しますが,食用的な価値はないそうです。
写真はいずれも2021/08/24彦山