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ニホンヤモリ     

ヤモリ科
体長9〜12cm
夏の夜の窓辺に,写真中のような生き物を見たことがないでしょうか。これがヤモリです。灯火に誘われてやって来る昆虫を食べようと待っているんですね。ガをパクリとやっているところを見たこともあります。網戸でも,ガラスの壁でも平気で這うことができるのは,写真左下のような指下板(しかばん)と呼ばれる突起があり,これが吸盤状になっているためだそうです。
夜行性なので,なかなか写真が撮れず,このページが作れなかったのですが,ようやく昼間に現れてくれて,撮影することができました。
なんと自宅で飼っているカスミ(セトウチ)サンショウウオの水槽の中に自ら入り込んでいました。
このヤモリいつまですみついてくれるでしょうか。

瀬戸内沿岸部にはタワヤモリというよく似た種が生息しているのですが,体表の鱗がすべて同じサイズだそうです。ニホンヤモリの鱗には写真右下のように大型の鱗が混じっています。

写真は上,下2013/08/13
     中2011/10/16いずれも高浦