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ウシガエル  

アカガエル科
体長15〜18cm
通称「食用ガエル」、福山では[ショッコン]
とも呼ばれる大型のカエルです。戦前に食用に移入され、各地で養殖されたものが放棄され繁殖しています。アメリカザリガニはこのカエルの餌としてアメリカから移入されたそうですが、こちらも各地で繁殖しています。
名前は「ボー、ボー」と鳴く声が牛の鳴き声のように聞こえるのでついたと思われます。
P戸町内では、ほとんどの溜め池や川で見ることができます。幼生(オタマジャクシ)も巨大で10cmほどになります。魚をすくうために川で網をふるっていると、バシャバシャとこのオタマジャクシが何匹も一緒に入りびっくりすることがあります。ただ、この大きさになるためには、日本では2年かかるようです。卵は6〜7月頃、直径50cmにもなる卵塊として産まれますが、卵一つ一つは日本のカエルと差はなく、直径1〜2mmほどしかありません。
この春先に鳥の写真を撮るために散歩していて、ふと池の中をのぞくと、池の底でじっと冬眠しているウシガエルを見つけ驚きました。息はしなくても大丈夫なんでしょうかね?
写真は上2011/07/23 志田原
     中2011/02/05  志田原 
     下2011/06/29 猪之子