ク サ ガ メ
ミシシッピーアカミミガメ
ス ッ ポ ン
甲羅の大きさ12〜28cm 別名ミドリガメ 北アメリカ原産です. ペットショップで全身緑色の子亀が「ミドリガメ」という名で売られていました。それが成長するとこのような姿になります。 飼い主が飼いきれなくなって野外に捨てたか、あるいは自ら逃げ出したかはわかりませんが、現在では各地の池や川に生息しています。 クサガメと似ていますが、目の後方の赤い筋を確認すれば間違えることはありません。 瀬戸町でもどこでも確認できますが、特に春先の瀬戸川の土手では写真のような甲羅干しの様子がよく観察されます。 クサガメが混じっていることもありますが、ほとんどは本種です。 餌は小さいうちは主に小動物を食べますが、大きくなると水草なども食べるそうです。 写真は上2010/4/10,下2010/6/14 いずれも瀬戸川(山北) |
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甲羅の大きさ20〜35cm。 流れの穏やかな河川や池や沼などに生息しています。 瀬戸町では、瀬戸川をはじめとする川や用水路でけっこう見かけることができます。 亀の仲間ですが、水中生活に適応していて水かきが発達しています。鼻孔が吻端まで伸びているため口先がとがって見えます。 甲羅にはほかの亀のように角質の鱗板がなく、柔らかい革のような感じです。 下の写真は甲羅の長さが10cmほどの幼体のためか、甲羅にしわがありますが、20cmほどに成長した成体には上の写真のようにしわは見えません。 あごが強く、かみついたら放さないと言われます。要注意です。 写真は上2011/06/29瀬戸川 下2010/05/09高浦の水路にて捕獲されたもの |
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甲羅の大きさ10〜25cm。 甲羅は黒っぽく、3つの隆起したキールと呼ばれるうねがあり、首の横に黄色い筋があるものが多いのですが、黒化型といって全身黒くなるものもいます。 長い間純国産種だと考えられていましたが、最近のDNAの研究よって外国からの帰化種であると考えられるようになりました。18世紀に朝鮮から来たようです。 国産のニホンイシガメとよく似ていますが、ニホンイシガメには甲羅のうねがありません。また、クサガメでは首の後半(眼のすぐ後ろのあたり)から細い鱗に覆われますが、ニホンイシガメではそれが無く、なめらかです。さらにニホンイシガメでは甲羅は後縁部がもっとギザギザしています。 写真は上2011/04/29, 中下2010/05/04 いずれも志田原 |
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