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ユミアシゴミムシダマシ 

ゴミムシダマシ科
体長25mm内外。
黒色で背面の光沢は強くありません。
「ユミアシ」は前脛節が弓なりに湾曲していることからきています。前胸背の正中線に明らかな縦溝が見られることも特徴の一つです。

松の古木の皮下などにいると図鑑にはありましたが,今回はコンクリートの路上にいました。冬眠からさめたばかりという感じで動きが鈍かったので捕まえて写真を撮ることができました。

本州・四国・九州に分布していますが,広島県では主に南部に生息しているようです。水呑町では,県内で唯一セスジユミアシゴミムシダマシが記録されていますが,こちらは体長が20mmとやや小さく背面の光沢がもっと強く,上翅の点刻列がもっとはっきりとしてスジに見えるようです。

写真は,いずれも2020/04/16高浦