ウスキミスジアツバ
![]() |
前翅長11〜14mm。翅は黄褐色で,暗色の鱗粉におおわれています。ただ,これは夏に出る第2化であり,春に出る第1化では淡黄色だそうです。この翅に3本の線が入っているので「ミスジ」となるのでしょう。 草陰に潜んでいました。草をかき分けると飛び立って移動するので,その存在に気が付きます。 成虫の出現期は4〜9月。幼虫は枯れ葉を食べるということです。 北海道・本州・四国・九州・対馬に分布し,広島県では広い範囲で確認されています。 写真は2024/09/22毘治屋 |
![]() |
前翅長15〜18mm。翅の斑紋は上のウスキミスジアツバとほとんど同じです。こちらの方がやや大型で,前翅が灰褐色なので,違う種なのではと思い探してみたら,ツマオビアツバに行き当りました。 成虫の出現期は6〜10月。幼虫はコメツガ,アカマツ,スギなどの針葉樹を食べるとのことです。北海道〜九州・対馬・南西諸島に分布し,広島県では広い範囲で確認されています。 写真は2025/08/30グリーンライン下の谷 |