ウスバキトンボ
腹長26〜33mm,後翅長36〜42mm 全体がオレンジ色ですが,雄では成熟すると腹部の赤色が増すそうです。 何年も前から,自宅周辺で確認しておきながら,ずっとアカトンボの仲間だと思っていて,図鑑もその部分しか見ておらず,名前が見つけ出せませんでした。 とうとう,思い余って広島虫の会の会長さんに写真を送って問い合わせたところ,すぐに教えていただきました。アカトンボ属ではなかったのです。おかげで,すぐ近くのページを確認していませんでした。思い込みはいけませんね。 さて,本種は毎年夏に多数見かけるのですが,本土では越冬はしていないそうです。八重山列島以南で越冬したものが,春先に飛来し,各地で世代を重ねて個体数を増しながら北上を続けるとのことです。そのため,広島県では,8月半ば以降が最盛期となるようです。 日本では,北海道から沖縄まで広く分布しますが,全世界の熱帯から温帯域に分布しているそうです。 写真は上2017/08/20 高浦 中,下2016/09/11 一番組 |
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