ウラナミシジミ
小型。写真の個体は雄だと思いますが,表の色は淡紫色で外縁だけが細く暗色になります。また,後翅の後端(肛角部というそうです)付近に2個の黒点があります。裏は灰黄色で白色の波状紋があり,後翅肛角部付近に橙斑と2個の黒点があります。 北海道南部から沖縄まで分布しており,広島県でも全域に生息しています。 幼虫の食草としては,エンドウ,ダイズ,インゲンなどマメ科の栽培種が好まれるようですが,クズやハギ類などのマメ科の野生種も利用されています。成虫はマメ科植物だけでなく,各種の花を訪れるようで,写真の個体はキク科のコセンダングサに来ていました。 写真はいずれも2019/10/28枠田 |
|