ウンモンクチバ
前翅は赤褐色〜紫褐色。前翅長18〜23mm。 漢字で書けば「雲紋朽ち葉」でしょうか。枯れ葉に雲の模様が浮き出ているということでしょうね。よく見るとそんな感じがするし,なかなか美しく思えます。模様が同じで,色合いがより紫ががったニセウンモンクチバという種がいるようですが,後翅の外縁がもっと黄色味が強いようです。自信はありませんが,ウンモンクチバにしておきます。 幼虫の食草はフジ・ニセアカシア・ハギのようです。 写真は2019/06/02彦山 |
上のウンモンクチバによく似ています。大きさは前翅長21〜25mmと若干大きめでしょうか。前翅の中程に明瞭な黒斑があるので別種だろうと思い探しましたが,図鑑の中に見あたりませんでした。ウンモンクチバで検索したところ,この黒斑を持っているオオウンモンクチバの写真に行き当たりました。どうもこの黒斑は全ての個体が持つわけではないようです。ほぼ全国に分布していますが,7,9月頃暖地の平野に多いとのことです。広島県でも全県に生息しているようです。 幼虫の食草はマメ科のクズ・フジ・ヌスビトハギなどだそうです。 写真は2021/08/18西公園 |
オオウンモンクチバ