ツマキチョウ
小型。表は白色で,前ばね中央部に黒斑があり,はねの先がカギのようにとがって,雄では橙黄色(写真上2つ)になっています。雌(下2つ)にはこの色はありません。また,雌雄とも後ばねの裏に緑色の雲状の模様があり他種との識別は容易です。 北海道から九州まで分布しており,平地〜低山地の林縁部や河原,農地周辺の草地などで見られます。タンポポ類やムラサキケマンなど,各種の花に集まります。 広島県では低山地から中国山地まで広く分布するようですが,数はあまり多くないようです。また,3月中下旬頃から出現しますが,年1回しか発生しないため,5月下旬ころまでしか見られないようです。 瀬戸町では一番組の山道で見つけました。 幼虫は,タネツケバナ,イヌガラシ,ハタザオ,セイヨウカラシナなどのアブラナ科植物を食べるようです 写真はいずれも2012/05/03一番組 |
|