ツマグロヨコバイ
体長(翅端まで)4.5〜6mm。 体は緑色。雄の前翅端が通常黒色なのでこの名前なのですが,雌は黒くありません。また,雄の中にも色が薄くなり雌と同じような個体が出現することもあるようです。 頭頂の先端近くに褐黒色の横帯びがあるのは,本種に固有の特徴のようです。 下の写真は,脱皮して成虫になったばかりで,まだ雌雄はわかりません。 穂が出る頃の田んぼに行けばたいてい見つけることができます。残念ながらイネに「稲萎縮病」を媒介する害虫として有名な虫です。 本州・四国・九州に分布し,広島県でも全域に生息しています。 写真はいずれも2021/08/18高浦 |
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