ツマグロバッタ
バッタ科
全長雄33〜42mm,♀42〜49mm。 体は雄が黄色〜茶色,雌は茶色。雌雄とも前翅の端に三日月状の紋があり,折りたたまれた状態ではこの黒い翅端が目立ちます。また,後脚の膝が黒ずんでいるのも目立ちます。この個体は翅端が腹部末端より長いので,雄だと思われます。雌ではこれが腹部末端と同じか,やや短くなるようです。 餌はイネ科またはカヤツリグサ科植物の葉で,時にミミズなど動物を食べることもあるようです。 沿岸部〜山地の草地に生息しており,6月中旬〜11月中旬に見られます。 北海道・本州・四国・九州に分布し,広島県内でも広く生息しているようですが,福山市からはこれが初記録かもしれません。 写真は山北のFさんから提供していただきました,2024/07/21長和地区で採集されたとのことです。 |