ツヅレサセコオロギ
体長17~21mm。 コオロギ類の見分け方のポイントは顔にあるようです。本種では両眼の間の白い帯が中央で上に尖っているのが特徴です(写真中)。 よく似た種にナツノツヅレサセコオロギやコガタコオロギという種がいるようですが,これらの成虫が5月半ばから7月半ばに出現するのに対して,本種は7月下旬から11月中旬に成虫が出現し,鳴きます。 人家周辺に普通で,ちょっとした草地があれば,あらゆる場所で鳴いているということです。主に明け方に鳴き,「りー,りー,りー」と聞こえるということですが,いかがでしょうか(鳴き声♬)。 北海道の一部・本州・四国・九州・対馬に分布しており,広島県ではほぼ全域に生息しています。 写真はいずれも 2022/08/31小立 |
|