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トノサマバッタ     

バッタ科
体長48〜65mm。
誰でも知っているバッタの代表だと思っていましたが,この頃は知らない子どもも多いようです。
色は変異が多く,上の写真が代表だと思いますが,同じ場所に下のような緑色を持たない個体も生息したりします。
生息密度によって,色ばかりか体の形も生活様式も変えてしまう「相変異」が知られています。この写真はいずれも低密度で育った「孤独相」と呼ばれるものですが,高密度で育つと,黒くて翅の長い「群生相」になり,長距離を移動します。アフリカや中国では,本種や近縁種の大群によって農作物が壊滅的になったことがあります。日本でも過去に北海道などで発生した記録があります。
日本全国の草原や河原などに生息します。

写真はいずれも2013/09/13一番組