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トビイロツノゼミ           

 ツノゼミ科
体長(翅端まで)5〜6mm。

前胸背の左右がふくらんでいますが,ツノゼミほど突出しません。
マメ科のハギやフジなどの汁を吸うそうです。

ツノゼミの仲間では最も普通で,日本全土に分布しており,広島県内でも各地から報告されていますが,福山市ではこれが初記録かもしれません。









写真はいずれも2020/05/11志田原
    

体長(翅端まで)5.5〜6.5mm。

上のトビイロツノゼミとよく似ていますが,前胸背の前部がふくらまず,名前の通り丸くなっています。
他によく似た種があるのですが,本種では前翅において,その基部が暗褐色を帯び,さらに2本の顕著な暗褐色横帯を持つことが特徴のようです。

本種もマメ科植物の汁を吸うようで,今回はクズの葉の上にいました。

本州・九州に分布し,あまり多くはないそうです。広島県では庄原市西城町からしか記録がなく,おそらく福山市からは初記録だと思われます。

写真はいずれも2020/05/11志田原
    

オビマルツノゼミ           

ツノゼミ科