テングチョウ
モンシロチョウ程度の大きさ。表は黒褐色で前ばねに橙斑と前翅の翅頂部近くに小白斑があります。裏は後ばねでは枯葉模様。左の写真は雄で,雌では表の橙斑がもう少し薄く,裏はもっと赤みがかかっています。 主に東北南部から沖縄まで分布しており,平地〜低山地の広葉樹林,都市近郊の雑木林などに見られます。 広島県では沿岸部から中国山地まで広く分布するが,中国山地には少ないようです。瀬戸町では少し山に入るとどこでも見られます。6月上旬から中旬にかけて出現し,崖や路上,湖畔などで吸水する姿がみられます。 幼虫の食草はエノキなどだそうです。 写真はいずれも2012/6/23志田原 |
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