トップページへ   チョウ・ガ・トンボ類へ 甲虫・バッタ類へ  ハチ・ハエ・カメムシ類へ

ス ズ ム シ            

マツムシ科
体長(翅端まで)20mm内外。
体は黒褐色で,触角と尾肢は白色。雄(上)の前翅がコオロギの仲間に比べて幅が広いのが特徴です。この翅をこすり合わせて,リーン,リーンという特徴的な音を出します。
ススキやササ等の茂った地上,土手の穴,石垣のすき間などに生息しています。瀬戸町では,瀬戸川土手を初めとして各所で鳴き声を聞くことができますが,なかなか姿を見ることができません。今回ようやく,夜間公園のトイレの周りで草むらから出ているのを見つけました。明かりにひかれたのかもしれません。
本州・四国・九州・対馬・種子島に分布しており,広島県でも広い範囲に生息しています。
写真はいずれも2022/08/31小立