スグリゾウムシ
体長6mm内外。 体は黒色で,触角・跗節は多少赤褐色になります。ただし,体表に銅色を帯びた灰白鱗片を密付しているため,見た目は灰色です。また,上翅の中央前後の鱗片は暗色なため,この部分は暗い帯になっています。 「フサスグリの葉を害する」と手持ちの図鑑には書いてありましたが,フサスグリという植物は,広島県では自然にはありません。ネットで調べるとミカン・ハッカ・マメ・イチゴなどもたべるようです。 今回は自宅に植えたオミナエシの葉にとまっているのを見つけました。 北海道・本州・四国・九州に分布しており,広島県でもほぼ全域に生息してい入るようです。 写真は 上段2023/04/29高浦 中・下段は04/30撮影 |
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体長6mm内外。 上のスグリゾウムシとよく似ていますが,上翅の毛は太く,長くなっています。また,上翅前方の斑紋は薄くてよく分かりません。 何を食べているのか,手持ちの図鑑で調べても,ネットで探しても書いてないのですが,上段の写真ではイタドリの葉を食べているように見えます。 本州・九州に分布しているようですが,広島県での確認例は少なく,福山市では初記録かもしれません。 写真は 上段2023/06/04一番組 中・下段は採集個体を後日撮影 |
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ケナガスグリゾウムシ