シロスジカミキリ
体長45〜52mm。日本国内に生息するカミキリムシの中で最大です。 体色は黒に白(黄色を帯びています)の斑紋が入ります。 本州,四国,九州,奄美大島,徳之島に分布し,各種広葉樹,特にクヌギ・コナラなどの幹に害を与えます。 写真は,アラカシの幹の表皮をかじっているところです。かじった後に1個ずつ産卵します。ふ化した幼虫は材の中で成長するため,木に穴があいてしまい,木が弱って枯れる原因になります。しかし,傷ついた部分からは樹液が出るため,カブトムシなどの樹液を吸う昆虫にとってはありがたい存在のようです。 写真2013/08/10 福井八幡 |