ツ ユ ム シ
体長(翅端まで)29〜37mm。 緑色。この個体は雄で,雌では背中が広くなりません。 ツユムシの仲間では。後翅が前翅より明らかに長く,後ろに突き出ます。 河原や荒れ地などやや丈明るい草地に普通に生息する用ですが,今回は隣家の畑のダイコンの葉の上で見つけました。ダイコンの葉を食べたかどうかは不明です。 北海道から奄美大島まで分布し,広島県でもほぼ全域に生息しています。 写真はいずれも2019/10/19高浦 |
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セスジツユムシ
体長(翅端まで)33〜47mm。 緑色または褐色。 背中にスジが見えるので「セスジ」と名付けられたようですが,この個体は雌でスジがはっきりしません。雄では上のツユムシの雄のように背中部分が幅広くなります。 ツユムシよりやや大型で,突き出た後翅の長さが短くなっています。また,ツユムシには褐色の個体は今まで知られていないということもあり,これはセスジツユムシということにしました。 公園や庭の灌木,林縁に普通いるようです。今回は瀬戸川土手のクズの葉にとまっていました。 北海道,小笠原以外の日本全域に分布し,広島県では全域に生息しています。 写真はいずれも2018/11/05高浦 |
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