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セスジスズメ          

スズメガ科

終齢幼虫の体長55〜70mm。写真の個体はそのひとつ前の齢だったのでしょう,50mmには少し足りない程度の大きさでした。
体は黒褐色で腹節の眼状紋(目玉模様)の色が第1〜2節と第3〜7節では違っています。

食草は,サトイモ,ヤブカラシ,ホウセンカなどです。今回はコンクリート塀の隙間から伸びたヤブガラシを私が刈り取った跡にはっていました。急に住みかと餌を奪われて慌てている感じでした。

幼虫を見つけて約2ヶ月後,我が家の庭に成虫がやってきました。腹部背面に2本の白い線があることが特徴です。これで幼虫と成虫の姿がつながって名前も覚えておけるのではと思います。
日本全国に分布しており,広島県でもほぼ全県下に生息していると思われます。






写真は上・中2019/07/23高浦
    下2019/09/19高浦