ルビーロウカイガラムシ
(ルビーロウムシ)
径3〜4mm。 半球形で,背面を包むロウ状の物質がはじめは紅色で,しだいに淡紅色となり,やがてアズキ色に変わっていきます。 背面中央にはへそのような小さい点があって,くぼんだ輪で囲まれています。腹面にある気門から4本のひも状の白色分泌物を出しています。 雌では腹面には小さな足があって,植物にへばりついているそうです。雄は秋に翅の生えた成虫になりますが,雌はこの形のままです。 柑橘類や・ゲッケイジュ・ツバキ・チャなど200種以上の植物に寄生するそうですが,今回は自宅庭に植えたヤブコウジの茎についているのを見つけました。 明治期に外国から入り込んだ外来種ですが,関東以西に広く生息しています。 写真はいずれも2023/11/06高浦 |
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