オツネントンボ
腹長♂28〜31mm,雌28〜30mm。後翅長♂20〜22mm,雌21〜24mm。 雄雌ともに体は淡褐色の地に青銅色の斑紋があり,成熟しても変わりません。 複眼は淡褐色で成熟すると♂では青みが強くなり,雌では濃くなって輝きを増します。 「オツネン」とは「越年」のことで,本種が成虫で越冬することからついた名前です。 ホソミオツネントンボという種もいて,未熟なうちは本種とよく似ています。見分けるポイントは,翅を閉じた時,本種では前翅と後翅の縁紋が重なりませんがホソミオツネントンボでは重なって一つに見えるところです。春になって成熟するとホソミオツネントンボは体色が青く変わるので見分けやすくなります。 写真はいずれも 2023/10/22彦山 |
|