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オオミノガ(幼虫)                                          

ミノガ科
体長約3.5cm。蓑の長さ4〜5cm。
言わずとしれたミノムシです。かつてはよく見かけましたが,近年は目にすることが減りました。
ちぎった植物の葉を自ら吐いた糸でつなぎ合わせた蓑の中に幼虫が潜んでいます。この蓑を裂いて中身を見てみると頭部が赤褐色の大きなイモムシが見つかります。
バラ科,クワ科,クルミ科など様々な植物の葉を食べます。
5〜7月に成虫になります。雄が夕暮れに飛んで雌を探しますが,雌は羽化後も蓑の中にとどまり,その中に産卵するそうです。
本州・四国・九州に分布し,広島県でも広い範囲に生息しています。

写真はいずれも2023/08/16志田原