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ナラノチャイロコガネ     

コガネムシ科

体長8.5〜11.5mm。

体は銅紫〜銅緑色で,腹面に長い毛が生えています。

頭部と前胸背は点刻が密で,ごつごつした感じですが,上翅はなめらかで光をよく反射します。

名前の「ナラノ」とは「奈良の」ではなくて「楢の」という字だと思います。つまりナラノキの葉を食べるという意味です。

実際にはナラノキだけでなく,様々な広葉樹の葉を食べるようです。

本州・四国・九州に分布し,広島県では,主に北部と西部では記録されていますが,福山市ではこれが初記録かもしれません。

写真はいずれも2019/05/06高浦