ナガサキアゲハ
大型のチョウ。雄の表は黒色,雌では前ばねの基部に赤斑,後ばね中央に大きな白斑が並びます(写真上)。 かつては九州や四国南部までしか分布していませんでしたが,食草栽培の普及や温暖化に伴って北上し,現在では東京近郊でも普通に見られるそうです。平地〜丘陵地のミカン類の植栽・栽培地周辺でよく発生します。 広島県では沿岸部でよく見られます。5月上旬から現れ,10月頃まで3〜4回発生しているようです。瀬戸町ではあまり多くはないと思います。 ミカン,ナツミカン,クサギなどの花を訪れるとありますが,この写真ではウラジロガシの雄花に来ています。幼虫はミカン,ナツミカン,キンカン,カラタチ,ユズなどの樹木の葉をを食べます。 写真は上2012/09/17志田原 |
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