トップページへ  チョウ・ガ・トンボ類へ 甲虫・バッタ類へ  ハチ・ハエ・カメムシ類へ

 ムネアカトゲコマユバチ
(ムネアカツヤコマユバチ)
           

コマユバチ科

体長約6.5〜14mm。

頭・胸部は黄赤色・触角,肢,腹部は黒色。頭頂に黒紋があります。
名前の由来となっていると思われるのが,後肢基節の鋭い歯状突起です。
上からの写真では見えませんが2本あります。

写真の個体は雄だと思われます。めすなら,腹部末端から長い産卵管があります。それを使ってタケトラカミキリ,ブドウトラカミキリ,ホタルカミキリの幼虫に卵を産みつけるのです。

本州・四国・九州に分布していますが,広島県での記録はあまり多くはなく,福山市ではこれが初記録かもしれません。

写真は,一段目2023/06/03奥江
その他は採集個体を自宅で撮影