モリオカメコオロギ
体長12〜16mm。 正面からの顔を撮っていないのが残念ですが,「おかめ顔」なんだそうです。 林内や林縁などでもっともよく見かけるコオロギの一種です。 下のハラオカメコオロギとよく似ていますが,こちらは,翅の先端が腹部先端まで被っています。「ハラ」では腹部先端が翅から出ます。また,モリでは腹板(腹部の後端)が赤っぽいのに対してハラでは白っぽいようです。 「リー・リッ・リッ・リッ・リッ」とやや遅いテンポで5〜6声続けて鳴きますが最初の一声はやや間延びするそうです。 写真は左2020/10/10,右2020/10/19 いずれも福井八幡 |
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体長12〜15mm。 上のモリオカメコオロギと本当によく似ていますが,確かに翅の長さが短く,腹部の先端が翅の下から出ています。でも普通は並べて比べないと気づきませんよね。 今回は網を持っていなかったので,腹側の写真が撮れていませんが,何となく「モリ」より白っぽく見えます。 雌は見つけていませんが,雌の翅も短いようです。 「モリ」とは違って,名前の通り草地に生息し,市街地や人家周辺でも見かけることができます(今回はため池の土手で見つけましたが)。 「リッ・リッ・リッ・リッ・リッ」と鋭く早いテンポで5〜6声続けて鳴くそうです。 写真はいずれも2020/10/19一番組 |
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ハラオカメコオロギ