ミヤマクワガタ
体長雄43〜72mm,雌32〜39mm。 体は暗赤褐色〜黒褐色で,雌の方が黒味が強いようです。 腹面は有毛です。背面は雄では有毛ですが,雌では無毛です。 7〜8月頃クヌギ等の樹液に集まるほか,樹上にも見られ,黄をゆすると落ちてきます。また,灯火にも飛んできます。幼虫はブナ等の朽木を食べ,羽化まで4年ほどかかるそうです。 今回は樹液のよく出ているコナラの樹上で交尾中のペアを見つけました。 本州・四国・九州の平地および低山地に分布し,広島県では,ほぼ全域に生息しているようですが,なぜか福山市からは,これが初記録の可能性があります。 写真はいずれも 2023/07/28彦山 |
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