クズノチビタマムシ
体長3.2〜3.9mm。 黒色で,胸部には金色の毛生えており,上翅には波状の灰白色の帯があります。 幼虫,成虫ともにクズの葉を食べます。成虫は下段の写真のようにクズの葉に文字のような食痕を残しながら食べ,幼虫は葉の中に潜り込んで葉肉だけを食べて成長します。成虫の出現は4月頃です。 タマムシというと,大きくて美しい甲虫というイメージがあったのですが,その仲間には本種のように小型のものもたくさんいるようです。 本州・四国・九州・佐渡・屋久島・種子島に分布しており,広島県ではほぼ全域で記録されています。 写真はいずれも2021/05/14枠田 |
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