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ク ス サ ン                  

ヤママユガ科
前翅長53〜65mm,大形の蛾です。

写真の個体は雌です。雄ではもっと濃い褐色になります。雌雄とも後翅にくっきりした目玉模様,前翅に眼を閉じたような模様があります。

年1回9〜10月頃,平地の山地に多数出現します。

食草の範囲が広く,ウルシ・ハゼ・ヌルデ・コナラ・クリ・カエデ・サクラウメ・モモ・クスノ・サルスベリ他,瀬戸町の自生または栽培される多くの樹木の葉を大きな外を与えることがあるそうです。

網状の繭をつくってさなぎになりますが,これをほぐしたものを栗綿と言って紡績の原料になるそうです。

写真は,いずれも2018/10/18一番組