左の2つの写真は,同じ日に同じ場所で撮影しました。色や模様は全然違いますが,同種のようです。 共通しているのは,体長(10cm近く)と尾角の形です。どちらの尾角もS字状に曲がっており,表面にイバラのような微小な突起があります。 ゴマ科,ナス科,マメ科など多様な植物を食べるようですが,今回は我が家のアサガオの蔓にいました。気づいてみたら,葉はほぼ食い尽くされていました。葉だけ食べるようで蔓と種は無事でした。 これが終齢だと思います。近々どこかで蛹になり,来年成虫になると思われます。 成虫は背面に人面模様があるそうで,それが「メンガタ」の名前の由来のようです。 かつては九州以南に分布していたようですが,近年分布を広げつつあるのでしょう。広島県では1996年に廿日市市で初めて確認されてしますが,県東部ではこれが初記録かもしれません。 写真はいずれも2018/09/11高浦 |
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クロメンガタスズメ