クロカタビロオサムシ
体長23~35mm。 オサムシの仲間としては体の幅が広く,「カタビロ(肩広)」です。前胸背と上翅の両側縁部が通常緑色に光ります。この写真ではよくわかりませんが,微妙に色がついています。 多くのオサムシでは飛ぶ翅(はね)が退化していますが,本種では下の写真のように翅が残っており,飛ぶことができるそうです。 樹状にいてチョウやガの幼虫を補食することが多いようですが,この撮影時は地上を歩き回っていました。 北海道から九州まで分布していますが,広島県での発見例は少なく,福山市ではこれが初記録だと思われます。 写真は上2019/06/03彦山 下 同個体を2019/08/04自宅にて |
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