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タテハチョウ科

中型。表は黒褐色で後翅に不鮮明な眼状紋が2〜3あります。裏は前翅に1〜2の鮮明な眼状紋,後ばねに大きな2つの眼状紋とちいさな4つの眼状紋があります。
写真の上・中段が雄で下段が雌です。雌の方が明るい色になります。

昼間は樹林内などの暗いところでササの葉上などに静止していますが,夕方に活発に飛翔し,燈火にも飛来するそうです。幼虫はメダケ,ヤダケ,クマザサなどの葉を食べます。

北海道から九州まで分布しており,平地〜山地の樹林およびその周辺で見られます。

広島県では内陸部や山地に見られます。

5月下旬〜10月上旬まで年3回発生します。





写真は上・中段2012/05/20彦山
下段2021/05/15枠田