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 クリシギゾウムシ          

ゾウムシ科
体長6~10mm。
長い吻が特徴的です。
栗の木に来る「シギ(鳥)のくちばし」に似た長い吻を持つゾウムシということでしょう。栗の実の中に小さなイモムシが入っていることがありますが,あれの成虫です。

体は濃褐色で,触角と脚の脛跗節は赤褐色をしています。
よく似た種にコナラシギゾウムシという種がいます。見分け方は本種の触角の基節の長さが,それに続く3節より短いのに対してコナラシギゾウムシは基節の長さがそれに続く4節とほぼ同長であるところです。

北海道・本州・四国・九州に分布し,広島県でもクリが生えているところならどこでもいるようです。


写真はいずれも2020/10/19福井八幡