前翅長約29mm。 前翅は濃い灰黒色。後翅の中央部に大きな白色斑があります。また前後翅いずれも裏面から見ると,くっきりとした白色斑が目立ちます。 8,9月に出現し平地に普通でクヌギ林などに多く,昼間もよく飛び出すことがあるそうです。今回は夜間コナラ,アベマキの多い雑木林で見つけました。 図鑑には「食草はクヌギ」と書かれていましたが,瀬戸町ではクヌギを確認しているのは小立の公園だけです。そこから遠くないので,飛んでくることはありえますが,クヌギに近縁のアベマキもたべるのではないかと推測します。 本州・四国・九州に分布し,広島県では広く生息していると思われますが,記録はあまり多くありません。 写真はいずれも2021/07/29小立 |
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